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春はお別れの季節・出会いの季節・移住の季節・ただいま移住者急増中!

岸良海岸

【FMきもつきラジオ番組「あやみのふるさと再発見」から】

ゲスト:肝付町地域プロジェクトマネージャー「仲西康至」さん

■あやみ
2023年2月から始まりました『ええやんか肝付』ですが、今回が二回目となります。 肝付町の移住情報を紹介いただくのは、2022年4月、大阪から地域プロジェクトマネージャーとして肝付町に来られました仲西さんです。

■仲西
大阪出身の地域プロジェクトマネージャーの仲西です。
今回は、二回目ということですが、よろしくお願いいたします。

■あやみ
今、3月なんですけど、どんなお話で行きましょうか?

■仲西
春といえば、お別れの季節、または出会いの季節ですね。
人の移動が多くなり、移住者も増えてくる季節になりますので、『春は移住の季節!只今移住者急増中』っていうタイトルでお送りしたいと思います。

■あやみ
春って、転勤・転校・転入以外にも、移住者の方が増えるんですね。

■仲西
そうですね。
例えば、学校に通うお子様がいらっしゃるような移住者の方であれば、この進学を迎えるタイミングで移住してくるってことで、移住者が増える季節でもあるかなと思います。

■あやみ
そうなんですね。
タイミング的にもばっちりなんですね。
じゃあ、春休みと夏休みの2回、タイミングがあるのかな?

■仲西
皆さん、新学年新学期を迎える前に移住してこられた、子育て世代の方が多いかなと思います。

■あやみ
実際に数字的に見ますと、移住者って増えていらっしゃるんでしょうか?

■仲西
そうなんですよね。
”移住者急増中”って言いながら、肝付町にどれぐらいの方が移住したのかと、気になりますよね。
今年度(2022年4月から2023年3月15日まで)の移住者数は、26組61名の方になります。

■あやみ
多くないですか?

■仲西
たくさんの方が、来られてると思うんですよね。
肝付町への移住者には、大きな特徴が二つありますので、ご紹介したいなと思います。 一つは
若い世代が、とても多いんです。
例えば、今年1年間26組の中で一番多いのは、30歳代。

■あやみ
嬉しいですね、若い人たちが多いんですね。

■仲西
そうなんですよね。
実際に、3組中1組が30歳で、それだけ若い世代ですね。
特に、30歳代となると、子育て世代ということになるかなと思うんですよね。 現役世代、いわゆる60歳未満の方が全体の九割を占める。

■あやみ
九割なんですね、そんなに。

■仲西
まあ、実際に働いてる方、現役の方々の移住者が圧倒的に多いっていうのが、肝付町の大きな特徴かなと思います。

■あやみ
ということは、長く定住してもらえそうだなって期待できますね。

■仲西
そうですね、若い方や子育て世代が来られるってことは、それだけ街に活力は生まれますし、子供の数も増えるってことですね。学校も賑やかになるかなと思います。
二つ目の肝付町の移住者の特徴なんですが、都会からの移住者がものすごく多いことですね。

■あやみ
何故?ってなっちゃいますね。

■仲西
実際に三大都市圏(関東・中部・関西)からの移住者が、26組中の約半分13組が来られてます。
”都会からなんでこの肝付町に”って思うんですけど、こういう人たち面白いんですよね。
便利なところから来る方って、不便の求めてくるんですよね。
だから、ちょうど肝付町がいいって言うんですよね。
こんな不便なところに来てどうするのかなと思うんですけども、都会の方って大体不便を求めてくるんで、ちょっといいみたいです。

■あやみ
不便なところも魅力の一つって、捉えてくださってるそうですよね。

■仲西
こういうふうに、移住者が急増してるんですけど、なぜ、これだけ移住者が増えてるのかってことでですね。
その魅力を知っていただきたくて、先月(2月)25日に、大阪で肝付町が単独のセミナーを実施しました。
たくさんの方に、ご参加いただきました。有難うございました。
そのセミナ-の中でお伝えしたんですけど、「いくら助成金制度が整っていても、いくらいい空き家があってでも、それで移住するっていうのもやはり多少リスクはありますよ」という話をさせてもらったんですね。
やっぱり、一番はその街に本当に自分が住みたいなと思えるかどうか、そういった気持ちを大切にしてほしいですっていうことを申し上げたんです。

■あやみ
そうですね、原点大事ですね。

■仲西
ですから、”ぜひ皆さん肝付町に一度来ていただきたい”っていう話をさせてもらったんですよね。

■あやみ
さっき、不便さも魅力の一つですねって気づきがありましたけど、他に魅力って何でしょうか。

■仲西
魅力って、人それぞれ感じ方が違うので、難しいところなんですけどね。
でも、やっぱり肝付町にこれだけ移住者が多いっていうのはですね、ここに1回見に来ていただいて、”ここに住みたい”と思っていただけたってことだと思うんですよね。 私の感想なんですけど、海岸が綺麗だってよく話するんですけど、肝付町の海岸は特徴があって、いつ行っても誰もいません。

船間海岸
船間海岸

■あやみ
人がいないのってなるんですけど、独り占めできるってことですよね。

■仲西
”川が綺麗です”っていうそういう町はたくさんあるんですけど、肝付町の川はもちろん綺麗なんですけど、用水路とか排水溝も綺麗なんですよね。

■あやみ
綺麗ですよね。分かります。私もよく見てます。

■仲西
本当に綺麗なんですよね。
そういったちょっとしたことなんですけども、そういった所が他の町との差別化にもなるのか、それは来ていただかないと分からないです。
観光地ってよく言うんですけども、観光地ってやっぱり知名度があるから人気があるんですけども、実際移住してる方って、意外に観光地じゃないところが多いんですよね。
私も実際移住者として思ってるんですけど、観光地ってどうしてもザワザワザワざしてるんです。

■あやみ
ちょっと人の出入りも激しいかなって、感じますね。

■仲西
物価も、どうしても高くなりがちなんですね。
観光地って行くところであって、やっぱり住みやすいのは肝付町のように農業の町だったりとかが、本当に住みやすいなかなと思っています。
そういうことですねはいまあ住みやすい街はいっていうところに皆さん移住してくるんじゃないかなと思うんですよね。

高山地区

■あやみ
”春お別れの季節、出会いの季節”ということで、実際移住者が増えているということですね。
令和4年度は、去年の4月から今月3月までは26組61名ということで。

■仲西
お問い合わせはこの1年間で、220組。

■あやみ
さらっと言いましたけど、すごいですよ。

■仲西
電話を受ける私も大変です。
同じ方が何回も電話してくるので、実際の電話本数は本当に多いです。
本当に魅力っていうのは、人それぞれ感じ方が違いますので、ぜひ肝付町にどんな魅力があるのかっていうのを探しに、一度足を運んでいただけるとありがたいなと思っています。

【おもろい関西人のコーナー】

■あやみ
じゃあ最後にお楽しみコーナーということで、『おもろい関西人のコーナー』お願いします。

■仲西
今日は、”関西人は実は卵大好きなんですよ”って話を、させてもらいたいなと思ってます。
関西人って、ほとんどの人がカレーに生卵が入ります。

■あやみ
パカッて割るってことですね。

■仲西
私は、当然の如く割りますよ。
もちろん、家でも卵を割ります。 あと、ドライカレーって分かりますよね。
あれ、関西が結構発祥だって言われてるんですよね。
日本で一番最初の洋食店で「自由軒」ってあるんですけど、この「自由軒」がドライカレーを作りました。
あと、オムライスは関西が発祥で「北極星」っていうお店があって、是非皆さん関西に行かれた時は召し上がっていただければいいかなと思います。

■あやみ
はい。ありがとうございます。
今月の『ええやんか肝付』ですが、”春はお別れの季節・出会いの季節・移住の季節・ただいま移住者急増中!”というタイトルでお送りしました。

今日は、肝付町移住サポーセンターの仲西康至さんに出演して頂きました。

※FMきもつきラジオ番組「あやみのふるさと再発見」からでした